「理想の体を手に入れたい」
そんなことを誰しも一度は思ったことがあるはずです。しかし、初心者には大きな壁があります。
そう、
「どのジムに行けばいいかわからない!」
今回はそんなみなさんの疑問を解決します。
ジムにはどんな種類があるの?
ジムには種類があるということ自体、初めて知った人もいるかも知れません。
ジムは大手企業が運営している大規模なジムから、個人が運営している小規模なジムまでいろいろあります。
そこで今回はわかりやすいようにジムを下記のように4つに分類して、それぞれのジムの特徴などを解説をしていきます。
- 総合型ジム
- 24時間ジム
- 公営ジム
- パーソナルジム
まずはみなさんがイメージする「The・ジム」とも言える総合型ジムを紹介していきます。
総合型ジム
これは最も一般的な大手会員制ジムのことです。
総合型ジムとしては、RENAISSANCE(ルネサンス)、KONAMI SPORTS CLUB、ホリデイスポーツクラブ、ティップネス、JOY FITなどが該当します。
駐車場も広く、プールやスパなどのジム以外の施設が併設されているのが最大の特徴です。
会員数も1000人単位でことも多く、大手企業が運営していることが多いです。
そんな総合型ジムのメリットは
- 丁寧に説明してくれるスタッフが多数在籍している
- プールやスパが併設されている
- スタジオ講座等がある
ということです。
スタッフの数が多く、器具の使い方を親切に教えてくれるので初心者は安心して利用できるでしょう。
またヨガやエアロビ、ダンスなどをインストラクターから直接教わるスタジオ講座も行われています。
スパやプールの併設もあり、非常に充実した施設だと言えます。
そんな総合型ジムのデメリットは
- 月会費が高い
- 営業時間が決まっている
- 休館日が存在する
ということです。
月会費は 7,000〜10,000円/月 と、比較的高い印象です。
また営業時間も決まっていて10:00-23:00など、朝早い時間や夜遅くにトレーニングしたい人には向いていません。
そして、だいたい週に1日は休館日があるのでその日はトレーニングをすることはできません。
これらのデメリットを許容できる人ならば、間違いなく一番オススメのジムです。
こんな人におすすめ…
スパなども利用し、充実したジム生活がスタートしたい初心者の方!
24時間ジム
近年急増している24時間営業型のトレーニングジム。
「最近、自宅の近所にできた」という人も多いのではないでしょうか。
この24時間ジムは総合型のジムから、プールやスパなどの施設を取り除き、純粋にトレーニングすることに特化したジムと言えます。
オートロックの機能などを利用し、スタッフが少数でも運営がまわるように設計されており、スタッフの人件費を削減した分、会費を安くできるというシステムです。
エニタイムフィットネスやFiT 24などが有名です。
そんな24時間ジムのメリットから見ていきましょう、
- 年中無休24時間、いつでも利用できる
- 比較的安価
- スタッフからの干渉が少ない
”いつでも使える” これが最大のメリットです。
総合型ジムのように営業時間に縛りがないので、自分が好きな時間に利用することができます。
夜勤の方や仕事帰りが遅い方でも気軽にトレーニングができます。
値段は 4000〜7500円/月 と一般的な総合型ジムと比べ安価と言えます。
そして、スタッフが少ないことによるメリットでもあるのですが、スタッフが干渉してくることがないので自分のトレーニングに集中できます。総合型ジムなどはマナーなどに厳しく少しでもスマホを持っているだけでスタッフから注意されることもありますが、24時間ジムでは基本的にそのようなことはありません。
それに対し、デメリットは
- スタッフが少ない
- 指導するスタッフは基本的にいない
- プールやスパ施設がない
基本的にコアタイムに1-2人のスタッフがいるだけで、深夜には無人となります。
そのため器具の使い方などがわからない場合は、困ることもあるかもしれません。
またコンパクトなジムが多く、スパ施設がなく簡易的なシャワーのみであることがほとんどです。
なので、総合型ジムへ通っているけど会費を節約したいという中級者以上の人にオススメです。
こんな人におすすめ…
自分の好きな時間に
自分で決めたトレーニングをやりたい中級者の方!
公営ジム
公営ジムは各自治体が運営する市営、区営、スポーツセンターのことです。
公営ジムのメリットは
- 値段が安い
- 一律料金でわかりやすい
- 交通の便が良い
ということです。
まず値段ですが都度払い制で 300円〜600円 /回
くらいのイメージです。それほどジムへ通えないという人にとっては、都度払いなので安価だと言えるでしょう。
回数券の制度があるジムではさらに安く利用できます。
また、公共施設であるため公共交通機関が整っている場合が多いです。
駐車場も比較的広く交通の便が良いことも大きなメリットでしょう。
それに対し、デメリットは
- 指導してくれるスタッフは基本的にはいない
- 場所によって設備の質にバラツキがある
- 古い器具が多い
ことです。
公営ジムは受付にひとりスタッフがいるだけで、ジムエリアにはスタッフがいないことが多いため、器具の使い方がわからない場合などは困ることもあるかもしれません。なので初心者の方にはあまりおすすめできません。
そして、設備の充実具合のバラツキがとても大きいです。つまり、公営ジムには当たりはずれがあります。
たとえば、何年も前の錆びたダンベルが堂々と置いてあったり、故障しているマシンがそのままに放置されているジムもあります。
しかし、当たりの公営ジムもあります。○○アリーナのような大きな施設に併設されている公営ジムは設備が充実していることが多く、費用対効果が高いことがあります。家の近くにそういった施設がある場合はかなりラッキーです。
こんな人におすすめ…
近所に設備の揃った公営ジムがある
それほど多くジムには通えない方
パーソナルジム
パーソナルジムとはトレーナーとマンツーマンでトレーニングを行うジムのことです。ライザップが一番有名ですが、個人のトレーナーがひとりで運営しているパーソナルジムも多数あります。
そんなパーソナルジムのメリットは
- 基本から全て教えてもらえる
- 自分に合ったトレーニングを提案してもらえる
- マンツーマン指導
ということです。
トレーナーがつきっきりで教えてくれるパーソナルジムでは自分に最適なメニューを提案してくれます。
そのため最高効率に近い理想的なトレーニングができるでしょう。
それに対しデメリットは
- 料金が高価
- トレーナーとの相性がある
最近は比較的安価なパーソナルジムも増えてきましたが、マンツーマン指導はやはり高価となる傾向があります。
ジムやそのプランごとに料金は異なりますが2〜3ヶ月で100,000〜300,000円 となることもあります。
また、マンツーマン指導を行う上でトレーナーとの相性が問題となることもあるようです。
事前に利用者の声の調査や無料体験会に参加して情報を集めてから入会を決めるのが無難でしょう。
こんな人におすすめ…
お金に余裕がある!!
イチから全てを教わりたい!!
まとめ
ここまで4種類のジムについて詳しく見てきました。
最後に表でそれぞれのジムの特徴をおさらいしてみましょう。
公営ジム | 24時間営業型ジム | 総合型ジム | パーソナルジム | |
---|---|---|---|---|
料金 | 安 | 安 | 中 | 高 |
一人あたりのスタッフの数 | ✗ | △ | ○ | ◎ |
サポート | ✗ | △ | ○ | ◎ |
ジム施設 | △ | ○ | ◎ | ○ |
シャワー | ○ | ○ | ◎ | △ |
入浴・スパ施設 | ✗ | ✗ | ◎ | △ |
営業時間 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
結論としましては、初心者の方には総合型ジムが最もおすすめです。
総合型ジムでの手厚いサポートは初心者がトレーニングを始める上で安全性や満足度を上げる大きな助けになるでしょう。また、スパ施設はトレーニング後の利用に非常に便利です。
その後、自分でメニューが組めるようになってきた方は24時間ジムの利用を検討していくのがいいでしょう。